KPMGコンサルティングの評判・年収は?BIG4で一番“従業員に優しい”と言われる社風の実態

9〜13分

リード

「KPMGコンサルティングって、実際どうなのか。BIG4の中ではどんな位置づけなのか」。立場を正直に書くと、私はKPMGに在籍したことはありません

ただ、過去に面接まで進んだ(結果は見送り)ことがあります。その選考の過程で感じたことと公開データを合わせて整理します。とくに「BIG4の中で従業員に優しい」と言われる社風について、私の体験も交えて書きます。

この記事でわかること

  • KPMGコンサルティングの規模とBIG4での位置づけ(最も後発・最小クラス)
  • 推定年収レンジと、数字を読むうえでの前提
  • 選考で感じた「従業員に優しい」社風と向き不向き

KPMGコンサルティングとは?「BIG4で最も後発・最小規模」

KPMGコンサルティングは、世界的なプロフェッショナルファームKPMGの、日本におけるコンサル部門です。BIG4(デロイト/PwC/EY/KPMG)の一角にあたります。2014年設立で、BIG4の中では最も後発です。

社員数は約2,400名規模です。これはデロイトやPwC、EYと比べるとコンサル部隊としては最小クラスにあたります。事業はビジネストランスフォーメーション、リスク&コンプライアンス、テクノロジーなどの総合コンサルです。DXや生成AI、宇宙ビジネスなど新領域への動きが早いのも特徴です。

KPMGの年収は?推定で平均900万円前後(BIG4ではやや控えめ)

結論から言うと、非上場のため公式開示はなく、推定で平均900万円前後です。BIG4の高水準の中では、やや控えめという比較(30歳時点でPwC・EYより低め)が見られます。

役職別の推定レンジは、おおむね以下のとおりです。

  • コンサルタント:平均900万円前後
  • マネージャー:1,200万円前後

数字の注意点。上の年収は法定開示ではなく口コミ等からの推定値で、役職別は回答者が少なく信頼度は限定的です。目安として、調査時点の値として見てください。

評判・働き方のリアル(クチコミから)

OpenWorkの総合評価は5点満点中3.99(回答者約440人)です。月間残業は41時間ほど、有給消化率は約62%です。

特徴的なのが「法令遵守意識」が4.7と非常に高いことです。監査法人グループ由来の「誠実性」を重んじる文化が表れています。

一方で「人材の長期育成」は3.0と低めです。マネージャー層の不足や、案件による差の大きさが課題として挙がります。

選考で感じた「従業員に優しい」を体現する採用スタイル

KPMGは「BIG4の中で最も従業員に優しい/落ち着いた社風」とよく言われます。人が温和で利他的、という評判です。これを、私は選考の入り口で実感しました。

印象的だったのが、面接の前にあった「人事の方の話をざっくばらんに聞く会」です。正直、私は「どうせこれも選考の一部だろう」と身構えて参加しました。

ところが、こちら(求職者)は顔出しなしでOK、しかも求職者20人くらいが同時参加という形式でした。おかげでまったく緊張せず、安心して話を聞けたのです。

「評価されている」感を出さず、まず求職者を安心させる。この設計に、「従業員に優しい」と言われる会社の姿勢が表れているな、と感じました。結果的に私は見送りになりましたが、この体験は今も好印象として残っています。

向いている人・慎重に考えたい人

向いているのは、次のようなタイプの人です。

  • 誠実性・当事者意識を大切にし、落ち着いた協調的な社風を好む人
  • DX・生成AIなど新領域に自ら手を挙げたい人
  • 大きすぎない組織で、経営層との距離の近さを活かしたい人

逆に慎重に考えたいのは、手厚い長期育成のレールを最優先したい人や、BIG4最大級のブランド規模・グローバル案件量を求める人です。そこはデロイトやPwCに分があるかもしれません。

まとめ

KPMGコンサルティングは、BIG4で最も後発・最小規模ながら、誠実で落ち着いた「従業員に優しい」社風が魅力です。

年収はBIG4の中ではやや控えめ、長期育成は課題という現実はあります。ただ、穏やかな環境で新領域にも挑戦したい人には合うと思います。私自身、選考の入り口で受けた「求職者への配慮」は、この会社の人柄を象徴していました。

これは在籍者ではなく、選考体験と公開データからの一つの見方です。

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