リブ・コンサルティングへの転職を考えて、評判や年収を調べている。けれど出てくる情報がバラバラで、実態がつかみにくい。そんな状況ではないでしょうか。
先に正直に書きます。私はリブ・コンサルティングに在籍したことはありません。この記事は会社の公式情報、求人の想定レンジ、OpenWorkなどのクチコミ傾向といった公開情報をもとに、中立にまとめたものです。
元SIerで現在はベンチャー系コンサルファームに参画している私の視点から、数字の出どころを区別しながら整理します。断定できないところは断定せずに書きます。
この記事でわかること
- リブ・コンサルティングの事業内容と「三位一体モデル」の中身
- 年収の目安と求人の想定レンジ(いずれも出どころを明記)
- 働き方や選考の特徴と、良い評判・悪い評判の両面
リブ・コンサルティングとはどんな会社か
リブ・コンサルティングは、独立系の経営コンサルティングファームです。戦略の立案だけで終わらず、施策の実行まで伴走する点を強みに掲げています。
創業者は関厳氏で、アンダーセンやベイカレントの出身とされます。スタートアップ・ベンチャー、中小・中堅、エンタープライズという3つの領域を、一体で支援する「三位一体モデル」を打ち出しています。
中堅・中小企業向けの支援はSMB事業本部が担当します。扱うテーマは、新規事業開発、経営戦略、DX、営業・マーケティング、組織開発などと幅広いのが特徴です。
| 項目 | 内容(公開情報) |
| 会社の形態 | 独立系の経営コンサルティングファーム |
| 創業者 | 関厳氏(アンダーセン、ベイカレント出身とされる) |
| 支援領域 | スタートアップ・ベンチャー、中小・中堅、エンタープライズの3領域 |
| 中堅・中小の担当 | SMB事業本部 |
| 勤務地 | 東京都中央区 |
| 主なテーマ | 新規事業開発、経営戦略、DX、営業・マーケティング、組織開発 |
戦略から実行までを一気通貫で手がける姿勢は、ベイカレント・コンサルティングを追う新興ファームにも通じます。こうした一群は「ベイカレクローン」と呼ばれることもあります。
補足。「ベイカレクローン」は批判語ではなく、戦略から実行までを担う新興の立ち位置を指す通称です。リブ・コンサルティングの事業領域はベンチャーから大企業まで広く、クローンという言葉だけで実像はつかめません。新興ファームの立ち位置は別記事で整理しています。
リブ・コンサルティングの年収の目安はどのくらいか
先に結論を書くと、平均年収は断定できません。出どころの違う数字が混在しているためです。ここでは2種類の数字を、出どころを分けて並べます。
ひとつは、コンサル73社ランキング(OpenWork推定)での約705万円という数字です。クチコミ回答の集計をもとにした推定であり、回答者数によって上下に振れる性質があります。
もうひとつは、求人媒体に掲載された想定年収のレンジです。職種によって幅が大きく、下は600万円台から、上は2,500万円まで開きがあります。
| 職種 | 想定年収の目安 | 出どころ |
| 中堅・中小向け経営コンサル | 600万〜850万円 | 求人媒体の想定年収 |
| DXコンサル | 1,000万〜2,500万円 | 求人媒体の想定年収 |
| 組織人事コンサル | 600万〜2,500万円 | 求人媒体の想定年収 |
| 全社の平均(参考) | 約705万円 | コンサル73社ランキング(OpenWork推定) |
評価は年2回で、そのタイミングで昇進・昇給が決まるとされます。年功序列ではないと説明されており、成果が報酬に反映されやすい設計だと読み取れます。
注意。求人の想定年収は「このくらいまで出る可能性がある」というレンジで、全員がその上限に届くわけではありません。OpenWork推定の平均も時点や回答者数で動きます。レンジの上限と平均は別物として読むのが安全です。
「やばい」と言われるほど激務なのか
結論から言えば、案件や役割によって負荷は変わります。「激務」と感じる人がいる一方で、残業時間や離職率の定量データは公表されていません。断定はできないというのが正直なところです。
新卒の募集要項では、月給に50時間相当の固定残業手当が含まれると案内されています。ただしこれは実際の残業時間を示すものではないと注記されている点に注意が必要です。
勤務形態は役割で分かれます。シニアコンサル以上は裁量労働制、コンサルは固定労働制(9:15〜18:15)とされます。働き方の自由度は職位によって差があると読めます。
出社ルールにも特徴があります。入社後3カ月は原則として毎日出社、その後も事業部ごとに出社日があり、完全なフルリモートではありません。対面での育成を重視する姿勢がうかがえます。
一方で、交流の仕組みも用意されています。社内のオフィスバー「リブdeナイト」や、活動支援金のある公認サークルなど、横のつながりを作る制度がある点は働き方の要素として挙げられます。
補足。「やばい」という言葉は人によって意味が違います。負荷の高さを指す人もいれば、裁量の大きさや成長スピードを指す人もいます。定量データが公開されていない以上、クチコミの傾向は傾向として受け止め、面接で自分に合うか確かめるのが現実的です。
選考・面接ではどこを見られるのか
中途採用の難易度は高めで、即戦力志向だと言われます。ただしコンサル未経験でも応募は可能で、金融、人事、大手広告代理店などの出身者も在籍しているとされます。
選考で重視されるのは、論理的思考力、企業との適性、そして主体性の3点だと説明されています。頭の良さだけでなく、カルチャーに合うかどうかも見られる構図です。
特に問われやすいのが、前職での経験の語り方です。課題をどう捉え、周囲をどう巻き込み、成果にどうつなげたか。この流れを具体的なエピソードで語れるかどうかが分かれ目になります。
- 課題をどう設定したか(なぜそれが重要だと考えたか)
- 周囲をどう巻き込んだか(自分一人の手柄にしない)
- 成果をどう出したか(数字や状態の変化で語る)
補足。未経験可とはいえ、受け身の姿勢は評価されにくい傾向があります。私がコンサル転職で見てきた範囲でも、主体性を問うファームでは「指示待ちだったか、自分で動いたか」が合否を分けやすい印象です。
良い評判と悪い評判の両面を整理する
評判は良い面と注意すべき面の両方があります。どちらか一方だけを見ると判断を誤るので、両面を並べて見るのが大切です。
まず、良い評判として語られやすいのは次のような点です。
- 若手のうちから裁量を持って動ける
- 戦略の立案から実行まで一気通貫で経験できる
- 幅広い業界・テーマに関われる
- 知見の共有や相談がしやすい雰囲気がある
一方で、注意点として挙げられるのは次のような声です。
- 案件によっては負荷が高く、激務と感じる場面がある
- 成果や成長への期待が強く、プレッシャーになりうる
- 受け身の人には負荷が大きくなりやすい
- 高めの報酬に見合う成果を継続して求められる
良い面と注意点は、実は裏表の関係にあります。裁量の大きさは成長機会であると同時に、自走を求めるプレッシャーでもあります。どちらに感じるかは、本人の志向によって変わります。
注意。ここに挙げた評判は公開情報やクチコミ傾向をまとめたもので、個人の受け止め方には幅があります。同じ環境でも「成長できた」と感じる人と「きつかった」と感じる人が両方います。点ではなく傾向として読んでください。
向いている人・向いていない人
結論として、自走できる人には合いやすく、指示を待つ人には負荷が大きくなりやすい環境だと整理できます。報酬や裁量を取りに行きたい人には選択肢になります。
向いていると考えられるのは、次のようなタイプです。
- 戦略だけでなく実行まで手を動かしたい人
- 若いうちから裁量と責任を取りに行きたい人
- 成果に対する評価と報酬を受け入れられる人
- 幅広い業界・テーマに挑戦したい人
逆に、慎重に考えたほうがよいのは次のようなタイプです。
- 手厚い指示のもとで着実に進めたい人
- 残業や負荷の波を極力避けたい人
- フルリモートを最優先に考えたい人
補足。向き不向きは優劣ではありません。負荷を避けたい志向が悪いわけではなく、環境との相性の問題です。自分がどちらのタイプかを面接前に言語化しておくと、ミスマッチを減らせます。
まとめ
リブ・コンサルティングは、戦略から実行まで一気通貫で支援する独立系ファームで、ベンチャーから大企業まで幅広く手がけます。年収は職種によるレンジが広く、平均は断定できませんが、求人レンジとOpenWork推定を出どころ付きで見れば水準の見当はつきます。
働き方は案件や役割で負荷が変わり、裁量や成長を得られる反面、プレッシャーを感じる声もあります。最後は自分の志向との相性です。評判は両面で受け止め、面接の場で確かめるのが、いちばん確実だと私は思います。
この記事は公開情報(会社の公式発信、求人の想定レンジ、OpenWorkなどのクチコミ傾向)をもとに、リブ・コンサルティングに在籍していない第三者の立場で中立にまとめたものです。特定の企業への応募や、特定の投資を勧めるものではありません。年収や待遇は時点や職種で変わるため、最新の募集要項と公式情報をご確認ください。
最終更新日:2026年10月26日
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