クニエ(現フォーティエンス)の年収は?元社員がボーナスの仕組みまで解説

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リード

クニエの年収は、ネットで調べると800万円台という数字もあれば、1,200万円超という数字も出てきて、正直バラバラだと思います。この記事では、その数字がバラつく理由まで含めてリアルに解説します。

立場を正直に書くと、私は2023年に入社し、2026年まで在籍した元社員(職位はコンサルタント)です。なおクニエは2025年10月にフォーティエンスコンサルティングへ社名変更していますが、検索されるのは今もクニエなので、本記事もクニエ表記を中心に進めます。

この記事でわかること

  • 有報系約851万円とOpenWork約1,221万円が乖離する理由
  • ベース650万円で承諾した実体験と、賞与を左右するボーナスプール制
  • 業績目標で賞与が振れる仕組みと、上場廃止で持株会が得をした話

まず公開データ:なぜ「800万」と「1,200万」が混在するのか

ネット上の平均年収データを整理すると、次のとおりです。いずれも改称前クニエ時点で、出どころの性質が違う点に注意してください。

ソースの種類平均年収の目安性質
有価証券報告書系の推定約851万円法定開示ベースに近く、全社員平均に寄る
OpenWork(口コミ集計)約1,221万円(コンサルタント約1,226万/マネージャー約1,354万)回答者ベース。年収高めの層が答えやすい傾向
新卒初任給(推定)学士 約521万円/修士 約532万円入り口の水準

数字の注意点。上の数字はすべて改称前クニエ時点の推定・口コミ値で、法定開示(有報系)と口コミ集計(OpenWork)では性質が違うため乖離します。年代別・職位別は非公表で、転職メディアのレンジは推定です。目安として、幅で見てください。

この800万円台と1,200万円台の乖離こそ、クニエの給与を理解する入り口です。答えは、ボーナスの振れ幅が大きいからです。ここからは、私の実体験で中身を開けていきます。

【実体験】私の内定は「ベース650万円」だった

私がコンサルタント職位で内定をもらったとき、提示されたベース(基本給)は650万円ほどでした。正直、コンサルとしては低めかなと感じる水準です。

ただ採用担当からは、ボーナスで200万円近く出るから総額はしっかり伸びると言われ、それで承諾しました。ベースだけ見て判断すると、クニエの年収は読み違えます。肝はボーナスの仕組みにあります。

クニエの給与の肝は「ボーナスプール制」

クニエの賞与は、いわゆる固定的な「基本給の◯か月」ではありません。ざっくり言うと、業績目標と実際の業績の差から生まれた原資の一部がボーナスプールに積み上がり、そこから配分される仕組みです。

つまり、業績目標が低めに設定されている年や、実際の業績が高い年ほど、ボーナスは一気に良くなります。逆の年は絞られます。

賞与のタイミングは年2回。3月は業績が良い年に出る一時金的な位置づけで、とはいえ体感ではほぼ毎回出ていました。5月が業績確定後の本番です。この二段構えも、額が読みにくい一因になります。

【正直な話】私のボーナスは「読みが外れた」年だった

ここは正直に書きます。私が内定をもらった2023年2月時点は、コロナの影響で業績目標が低く設定されていた時期で、ボーナスがかなり出ていました。内定時には300万円出るかもとまで言われていたほどです。

ところが、2023年4月から会社がコロナ考慮の目標調整をやめる方針になり、状況が変化しました。結果として、200万円近くと聞いていた賞与は、200万円には届きませんでした。仕組みが目標との差で決まる以上、目標の置き方ひとつで大きく振れる現実を、身をもって知りました。

もう一つ内部事情を明かすと、ボーナスプールの積み上がり状況は、パートナー層には共有されています。情報にオープンなパートナーや、関係の良いパートナーの下に配属されると、自分の賞与をある程度リアルタイムに予想できます(精度は高くありません)。ここも配属ガチャが効いてくるポイントです。

【意外な役得】上場廃止で、持株会が得をした話

給与そのものではありませんが、在籍者にとって効いた役得も一つあります。親会社NTTデータの上場廃止(グループ再編)が発表された際、NTTデータの株価が大きく上がりました。

持株会に入っていた人は、上場廃止に伴ってその水準で売却でき、なかなか美味しい思いをしています。私は短期の在籍でしたが、それでも80万円ほどのプラスになりました。

これはあくまで私個人の体験談で、投資を勧めるものではありません。ただ、親会社の資本イベントが従業員の懐に効くことがある、というのは、グループ系コンサルならではの一面だと思います。

まとめ:額面ではなく「変動の仕組み」で見る

クニエ(現・フォーティエンスコンサルティング)の年収は、ベースは意外と控えめでも、ボーナスプール制によって総額が大きく振れるのが本質です。公開データの800万円台と1,200万円台の乖離も、この変動の大きさの表れです。

だからこそ、内定を見るときは、ベースとその年のボーナスの出やすさ(業績目標の置き方・配属パートナー)までセットで捉えるのが正解です。これは在籍していた私の一つの見方で、最新の制度は変わっている可能性があります(改称後の体制変更もあるため)。数字は各自でご確認ください。

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