インフラエンジニアが「きつい」と感じたら|経験を“掛け算”してコンサルで希少人材になる方法

6〜9分

リード

深夜のアラート対応。問題が起きないのが仕事なのに、褒められることは少ない。がんばっても上がりにくい給料。「このままでいいのか」と、ふと画面の前で止まる。インフラエンジニアなら、一度は経験しているはずです。

まず言いたいのは、それはあなたの能力の問題ではなく、構造の問題だということ。そして、その構造から抜け出す鍵は、あなたがすでに持っています。

この記事でわかること

  • インフラエンジニアが消耗しやすい構造的な理由
  • 経験を掛け算して市場価値を上げる方法
  • 未経験からコンサルに行くための経験の見せ方

インフラスキルは、それ自体が希少という強み

私自身の実感として、まずインフラスキルを持ったエンジニアは、それだけで希少です。「どこに行っても食うには困らない」。この感覚は、消耗している時ほど忘れがちですが、大きな武器です。

そのうえで私が意識したのは、掛け算で希少価値を上げることでした。

  • インフラ × プロジェクトマネジメント:私はプロマネの経験を多く積ませてもらいました。このプロマネ経験が、実はコンサルの仕事に最もマッチします。
  • × セキュリティ:社内でセキュリティ強化の担当人材に選ばれ、セキュリティ試験にも強かった。今のコンサル案件の中心テーマなので、これも強い掛け算になります。
  • × 顧客折衝:お客様と直接コミュニケーションを取る経験が多かったこと。これもコンサル転職でそのまま生きます。

一つひとつは「普通の経験」に見えても、掛け合わせるほど、市場での希少性は跳ね上がります。「技術が分かるうえに、プロジェクトを回せて、セキュリティも語れて、客前に立てる人」は、コンサル業界でも決して多くありません

未経験からコンサルに行くための「見せ方」

もう一つ大事なのが、経験の翻訳です。同じ経歴でも、語り方で評価はまるで変わります

私が意識したのは、「プロアクティブな姿勢」を見せることでした。上司の指示を待ってその通りにやる受け身のスタンスではなく、「自分から課題を見つけ、自分から発信し、資料まで作って問題を解決した」。この能動性こそ、コンサル業界が最も求めているものです。

具体的には、課題意識や課題解決の経験、お客様とのコミュニケーション力に加えて、「普段から資料作成をしっかりやっている」「一つひとつ、ちゃんと考えて仕事をしている」と、自分の言葉で語れること。運用の話を「課題解決の話」に翻訳できた瞬間に、評価は変わります

掛け算といっても、ゼロから新しいスキルを仕入れ直す必要はありません。すでにあるインフラの経験に、目の前の仕事で自然に触れてきたプロマネやセキュリティを「言語化」するだけで、市場での見え方は大きく変わります。

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