【前提】クニエは2025年10月に「フォーティエンスコンサルティング」へ社名変更しました。本記事は「クニエ」表記で進めます。会社の全体像は クニエ(現フォーティエンス)完全ガイド に。
日系総合コンサルを調べていると、クニエ(現フォーティエンス)とアビームコンサルティングで迷う人が多いと思います。私はクニエに在籍した元社員で、かつNEC出身(アビームはNECグループ)。両社に近い立場から、正直に比較します。先に結論を言うと、正直どちらでも良い面もありますが、向き不向きははっきり分かれます。あくまで私見と傾向として読んでください。
ざっくり比較:文化・強み・グローバル度
| 観点 | クニエ(現フォーティエンス) | アビーム |
|---|---|---|
| 親会社・文化 | NTTデータ。日系グループ文化が強い | NEC。ただし現場のNEC色はほぼ皆無 |
| 社風の印象 | ドライな印象 | バランス型(案件による) |
| 強い領域 | 国内の製造・流通に強い | SAPのグローバル展開が依然強い |
| グローバル度 | 日系グループ案件が中心 | グローバル志向なら有力 |
| 向いている人 | NTTデータ文化・国内製造流通が好きな人 | グローバルをやりたい人 |
クニエ:ドライで、国内の製造・流通とNTTデータ文化
クニエは、私の印象ではドライ。そして国内の製造・流通あたりに強いのが特徴です。何より、NTTデータ文化が強い。だから、NTTデータグループ的な安定や作法が好きな人に向いています。逆に、そこに馴染めないと居心地が悪いかもしれません。詳しくは クニエとは や クニエの強み・特徴 に書いています。
アビーム:グローバルとSAP、ただし多角化も進む
一方のアビームは、グローバルをやりたい人ならこちらだと思います。SAPのグローバル展開が、依然として強い。ただし近年は多角化が進んでいて、SAP以外の領域もやれるようになっています。なお、アビームはNECグループですが、現場でのNEC色はほぼ皆無。たまにNEC案件がある程度で、「NECっぽさ」を期待して入るとギャップがあるはずです。アビーム単体の実態は アビームコンサルティングの評判・年収 にまとめています。
どっちを選ぶ?
選び方はシンプルです。NTTデータ的な安定と、国内の製造・流通を軸にしたいならクニエ。SAPを核にグローバルで戦いたいならアビーム。どちらも日系総合として力のあるファームなので、優劣というより“どの文化と領域で戦いたいか”で選ぶのが正解だと思います。迷うなら、自分が「国内で深く」なのか「海外で広く」なのか、そこを先に決めると絞れます。
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