転職先の候補としてライズ・コンサルティング・グループが気になっている。年収は高いと聞くけれど、働き方や社内の雰囲気は実際どうなのか。そう考えている人は多いはずです。ライズは2023年に東証グロースへ上場し、ベイカレントを追う独立系の総合コンサルとして存在感を増しています。
私は元SIer(NECに約9年)を経て、クニエ(現フォーティエンス)でPMOを担当し、現在はコンサルファームに参画しています。ライズに在籍した経験はないため、本記事は公開情報と上場開示をもとに、立場を明示したうえで淡々と整理します。
この記事でわかること
- ライズ・コンサルティング・グループの事業と、いわゆる「ベイカレクローン」と呼ばれる文脈
- 年収の目安と、その数字がどこから来ているか
- 評判・働き方の傾向と、向き不向きの考え方
ライズ・コンサルティング・グループとは? 急成長した独立系ファーム
結論から書くと、ライズは戦略から実行まで一気通貫で手がける独立系の総合コンサルです。大企業のDXや新規事業を主戦場にしています。
- 2012年に朝日竜樹氏が創業(法人の設立は2010年12月)。
- 創業者はJCB、野村総合研究所、国内外の大手コンサルを経た経歴とされる(同社公式)。
- 2023年9月12日に東証グロースへ上場(証券コード9168)。
- 従業員は約420名(2026年5月末時点、同社公式)。
事業領域は戦略から実行まで幅広く、次のように整理されています。
- NewTech(DX・先端技術)コンサルティング
- 新規事業コンサルティング
- 海外進出コンサルティング
- 業務改革・ITコンサルティング
業界では、ベイカレントを範とする独立系の急成長ファームをまとめて「ベイカレクローン」と呼ぶことがあります。ライズもその一角として語られます。特定の業界に縛られず案件へアサインするワンプール型の運用が、この呼び名の背景にあります。
ライズの年収はどのくらい? 目安と出どころ
結論として、年収は高めの水準です。ただし公表値と口コミで差があるため、出どころを分けて見るのが安全です。
- 有価証券報告書ベースの平均年間給与は、推定で約1,180万円とする情報があります(転職サイト経由の第5期有報引用)。
- 一方、OpenWorkなどの口コミ平均では900万円台とする情報もあり、母集団で差が出ます。
役職別の目安は次のとおりです。いずれも求人情報と口コミからの推定・目安です。
| 役職 | 年収の目安(推定) |
| アナリスト | 約480万円〜 |
| コンサルタント | 約600万〜800万円 |
| シニアコンサルタント | 約800万〜1,200万円 |
| マネージャー | 約1,200万〜1,600万円 |
| シニアマネージャー以上 | 約1,600万円〜 |
個別のオファー額は経験と役割で変わります。上の数字はあくまで相場観の目安で、実額を断定するものではありません。
評判・働き方の傾向は?
結論として、評判は「若手の裁量が大きい成長環境」と「急成長ゆえの制度の未整備」が両輪です。まず良い点から挙げます。
- 若手から顧客対応の前線に立つ機会が多いという声。
- 実力主義で、早期の昇進余地があるとされる。
- 月の残業は平均30時間前後という情報があり、長時間労働一辺倒ではない。
一方で、気になる点として次のような指摘もあります。
- 評価基準の透明性に課題があるという声。
- ワンプール型ゆえに案件がばらつき、専門性を固めにくい面。
- 大手ファームに比べた知名度の差。
どちらも急成長フェーズの企業にありがちな特徴です。良し悪しというより、自分の志向と合うかで判断する論点だと私は考えます。
向いている人・慎重に考えたい人は?
結論として、裁量とスピードを重視する人に向いています。次のようなタイプと相性が良いと考えます。
- 整った制度より、裁量とスピードを取りたい人。
- 戦略から実行まで、幅広く経験したい人。
- 独立系の急成長に、自分のキャリアを乗せたい人。
反対に、次のような人は慎重に考えたほうがよいかもしれません。
- 一つの専門領域を腰を据えて深掘りしたい人。
- 大手ブランドや、成熟した育成制度を重視する人。
まとめ:ライズをどう捉えるか
ライズは、裁量とスピードを強みにした独立系の急成長ファームです。年収は高めの水準ですが、公表値と口コミで差があるため、出どころを分けて読むことが大切です。
最終的には、ベイカレントなど他ファームと並べて比較したうえで判断するのが安全だと私は考えます。
本記事は公開情報と上場開示にもとづく整理であり、私はライズ・コンサルティング・グループに在籍していません。年収の数値は有報・求人・口コミなど出どころの異なる推定を含み、実額を保証するものではありません。本記事は特定企業への応募を勧めるものではありません。
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ライズの立ち位置をつかんだら、比較対象と相場観も合わせて押さえると判断しやすくなります。
- まず比較対象を押さえたい人は → ベイカレント・コンサルティングの評判・年収は?(追われる側の実像)
- 他社と横並びで年収を見たい人は → コンサル73社 年収ランキング(相場観の把握)
- 口コミ評価も重ねたい人は → コンサル71社 OpenWork評価ランキング(働きやすさの目安)
- 自分に合う型を知りたい人は → タイプ別 コンサルの選び方(ファーム選びの軸)
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